長年勤めた会社を退職したばかりの中年男です。現在はドラッグストアで週に5日ほどパート勤務しています。会社員時代と違い時間的余裕もあるので、今は趣味のお城巡りを楽しんでいます。よく行く旅行先はお城がある土地です。
お城巡りの楽しみ、というか目的の一つに「御城印集め」があります。私も当然、行く先々のお城で「御城印」を購入しています。
基本的にはお城巡りをしているのは中年以降の方が多いのですが、たまに若い人も見かけます。これが意外と出会いにつながるので紹介します。
御朱印巡りがなぜ出会いの場なのか？
御朱印巡りは一人で来ている人が多いです。
こちらも一人で来ているので、一人で来ている女性に声をダメもとで掛けてみます。これが街中だと単なるナンパで終わってしまうのでしょうが、そこはお城巡りのパワーとでも言いましょうか？
質問口調で尋ねると、ほぼ無視されることはなく答えてくれます。
質問の内容は基本的にはお城に関することです。的外れなことを言えば警戒されて無視されるでしょうが、そこは城好きで来ている女性、場合によっては熱心に答えてくれます。
私は大抵、城巡りの初心者を装って「御城印の販売場所はどこにありますか」とか聞きます。
そこで相手のリアクションが良ければ、そのお城にまつわる武将のことなども質問していきます。「刀剣乱舞」から武将好きになった若い女の子は武将に詳しかったりします。
城巡りはパワースポットに憧れる女性が多い
女性に流行っているのが恋愛のパワースポット巡りです。城の本殿の周りには神社があるところも多く、そこをめがけて女性が旅行ついでに遊びに来ていることがとても多いのです。
平日の昼に１人で歩いている女性もいますし、２人組で順番にカメラで撮影をしているのをよく見かけます。旅先ということで結構気持ちも大きくなると思います。
だいたいパワースポットを巡っている女性は彼氏がいないことも出会いの理由の一つとしてあげられるのではないでしょうか？
城巡りでの出会い体験談
一人旅で行った彦根城で一人で来ていた29歳の女性と知り合いました。その日は小雨が降っていて、なおかつ平日だったので観光客もまばらでした。
お目当ての「ひこにゃん」が出没する時間まで相当に間があったので、仕方なくパネルと並んで記念写真を撮って帰ろうとしたところ、ブルーの傘を差した女性に出会いました。
彼女は私の近くまで来ると立ち止まり、彦根城とひこにゃんのパネルを交互に見ていました。
ここはチャンスとばかりに「良かったら写真撮りましょうか」と声を掛けました。やはり傘を持ちながらの自撮りは難しかったのか、彼女は凄く喜んでいました。
それをきっかけに連絡先を交換しました。その日はそこで別れましたが、連絡を取り合い、後日東京で再会しました。一緒に夕食を食べたりカラオケに行ったりしました。
一人旅で私が心掛けているのは、出来るだけ積極的に人に話し掛けることです。駅員さんでも、レンタルサイクルを借りる時でも、初めて入ったラーメン屋でも、お土産物屋のおばちゃんでもいいのです。
とにかく恥ずかしがらずにこちらから声を掛けることが大事だと思っています。そのことにより、新たな観光名所を教えてもらったり、土地の本当に美味しいお店を教えてもらったりします。一人旅こそ、出会いが大事なんだと本当に思います。
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